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もう悩まない!                   五十肩になりやすい人のための早期発見&改善ガイド  【タイプ別対策も紹介】

「もう五十肩の痛みで夜も眠れない…」「腕が上がらなくて日常生活に支障が…」そんな五十肩の悩みを抱えていませんか? 

40~50代を中心に出現する五十肩は、肩関節周囲の炎症や拘縮が原因で起こるつらい症状です。実は、糖尿病や更年期、猫背などの特定の要因によって五十肩になりやすい人がいます。

このページでは、五十肩の症状や原因、そして「自分は五十肩になりやすいタイプなのか?」が分かるセルフチェックリスト、さらにタイプ別の効果的な改善方法や予防策までを網羅的に解説。五十肩のメカニズムを理解し、早期発見・早期改善に役立つ情報が満載です。

この記事を読むことで、五十肩の不安を解消し、痛みを軽減するための具体的な方法を学ぶことができます。適切な対処法を知ることで、辛い五十肩を克服し、快適な日常生活を取り戻しましょう。 「坐骨神経痛の痛みや痺れに悩む方へ整体師が教える原因と対処法」もあわせてご覧ください。

1. 五十肩とは?

五十肩は、正式には肩関節周囲炎と呼ばれ、肩関節とその周辺組織に炎症や痛み、運動制限が生じる疾患です。40歳代から50歳代に多く発症することから、五十肩という俗称で広く知られています。

明確な原因が特定できない場合も多く、加齢に伴う肩関節周囲の組織の変性や、血行不良、肩関節の使い過ぎや運動不足などが複合的に影響していると考えられています。

肩の痛みだけでなく、腕が上がらない、背中に手が回らない、夜間に痛みが強くなるといった症状が現れ、日常生活に支障をきたすこともあります。自然治癒することもありますが、適切な治療を行わないと痛みが慢性化したり、関節の可動域が制限されたままになる可能性もあるため、早期の診断と治療が重要です。

1.1 五十肩の症状

五十肩の主な症状は、肩の痛みと運動制限です。痛みの程度や現れ方は人それぞれですが、安静時にも痛みを感じる場合や、夜間や明け方に痛みが強くなる場合もあります。

また、腕を上げたり、後ろに回したりする動作が困難になるなど、日常生活に支障をきたすこともあります。具体的には以下のような症状が現れます。

  • 肩の痛み:鋭い痛み、鈍い痛み、ズキズキする痛みなど様々
  • 運動制限:腕が上がらない、後ろに回らない、横に広げられない
  • 夜間痛:夜間や明け方に痛みが強くなる
  • 着替えが困難:シャツを着たり、ブラジャーのホックを留めるのが難しい
  • 髪を洗うのが困難:腕を上げて髪を洗うのが難しい
  • 結帯動作が困難:帯を結ぶ、エプロンの紐を結ぶのが難しい

これらの症状は、炎症の進行度合いによって変化します。初期は鋭い痛みを感じることが多く、徐々に鈍い痛みへと変わっていきます。また、炎症が進むと肩関節の動きが制限され、日常生活に大きな支障をきたすようになります。

症状が疑われる場合は、自己判断せずに医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。

1.2 五十肩の原因

五十肩の明確な原因は解明されていませんが、加齢に伴う肩関節周囲の組織の変性や、血行不良、肩関節の使い過ぎや運動不足、糖尿病などの生活習慣病、更年期障害、ストレスなどが複合的に影響していると考えられています。

以下に主な原因を挙げます。

原因詳細
加齢による変化肩関節周囲の腱や靭帯、関節包などの組織が老化し、柔軟性や弾力性が低下することで炎症が起こりやすくなります。
血行不良肩周辺の血行が悪くなると、組織への酸素や栄養の供給が不足し、炎症や痛みが発生しやすくなります。冷え性や肩こりも血行不良を助長する要因となります。
肩関節の使い過ぎ/運動不足野球やテニスなどのスポーツ、重いものを持ち上げる作業などで肩関節を酷使したり、逆に運動不足で肩関節をあまり動かさないことも、五十肩の原因となります。
生活習慣病糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病は、血管の老化を促進し、血行不良を引き起こすため、五十肩のリスクを高めます。
更年期障害女性ホルモンの減少によって自律神経のバランスが乱れ、血行不良や肩こりが悪化し、五十肩を発症しやすくなります。
ストレスストレスは自律神経のバランスを崩し、筋肉の緊張を高め、血行不良を招くため、五十肩の悪化要因となります。
甲状腺機能低下症甲状腺ホルモンの分泌量が低下することで、代謝が低下し、肩関節周囲の組織の修復が遅れ、五十肩になりやすくなると言われています。

これらの要因が単独または複数組み合わさって五十肩を発症すると考えられています。

1.3 五十肩の一般的な経過

五十肩の経過は一般的に、炎症期、凍結期、回復期の3つの段階に分けられます。それぞれの期間や症状の程度には個人差があります。

時期期間症状
炎症期2~3週間~数か月強い痛み、特に夜間痛が特徴。肩を動かすと激痛が走り、可動域も制限される。
凍結期4~6か月痛みは軽減するものの、肩関節の動きが制限された状態が続く。日常生活に支障が出ることも多い。
回復期6か月~2年徐々に痛みと運動制限が改善していく。自然治癒することもあるが、適切なリハビリテーションを行うことで回復を早めることができる。

五十肩は自然治癒する傾向がありますが、適切な治療を行わないと痛みが慢性化したり、関節の可動域が制限されたままになる可能性があります。早期に医療機関を受診し、適切な治療とリハビリテーションを行うことが重要です。

2. 五十肩になりやすい人の特徴

五十肩は誰にでも起こりうる疾患ですが、特に以下の特徴に当てはまる方は注意が必要です。これらの要素が複数重なることで、五十肩のリスクはさらに高まります。

2.1 40代~50代の人

五十肩は名前の通り、40代~50代に多く発症します。加齢に伴い、肩関節周囲の組織の柔軟性が低下し、炎症や損傷が生じやすくなるためです。

50代に最も多く発症し、40代後半から増加傾向にあります。60代以降は発症率が低下する傾向が見られます。

2.2 女性

五十肩は女性に多く発症します。女性ホルモンの変動が肩関節周囲の組織に影響を与えるという説や、男性に比べて筋肉量が少ないため肩関節が不安定になりやすいという説など、様々な要因が考えられています。閉経前後の女性は特に注意が必要です。

2.3 糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病を持つ人

糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病は、血管の老化を促進し、肩関節周囲の組織への血流を阻害するため、五十肩のリスクを高めます。これらの生活習慣病を適切に管理することで、五十肩の予防にも繋がります。

2.4 甲状腺機能低下症の人

甲状腺機能低下症は、代謝の低下を引き起こし、肩関節周囲の組織の修復を遅らせるため、五十肩のリスクを高める可能性があります。甲状腺機能低下症の治療を受けている方は、医師に相談しながら適切な運動を行うことが重要です。

2.5 更年期障害の女性

更年期障害による女性ホルモンの減少は、肩関節周囲の組織の柔軟性を低下させる一因と考えられています。更年期障害の症状が強い場合は、医師に相談し、適切な治療を受けることが大切です。

2.6 肩を酷使する人

野球、テニス、バレーボールなどのスポーツ選手や、重い荷物を頻繁に持つ仕事に従事している人など、肩関節を繰り返し使う動作を行う人は、肩関節周囲の組織に負担がかかりやすく、五十肩のリスクが高まります。適切な休息とストレッチを行うことで、肩への負担を軽減することが重要です。

2.7 猫背の人

猫背は肩甲骨の位置がずれるため、肩関節の動きが悪くなり、五十肩のリスクを高める可能性があります。正しい姿勢を意識し、肩甲骨を動かすストレッチを行うことで、予防に繋がります。

2.8 運動不足の人

運動不足は、肩関節周囲の筋肉を弱化させ、関節の安定性を低下させるため、五十肩のリスクを高めます。適度な運動を習慣化することで、肩関節の柔軟性を維持し、五十肩を予防することができます。

2.9 ストレスを溜めやすい人

ストレスは自律神経のバランスを崩し、筋肉の緊張を高めるため、肩こりや五十肩のリスクを高める可能性があります。ストレスを適切に管理し、リラックスする時間を確保することが重要です。

特徴五十肩への影響
40代~50代加齢による組織の柔軟性低下
女性女性ホルモンの影響、筋肉量の少なさ
生活習慣病血流阻害
甲状腺機能低下症代謝の低下、組織修復の遅延
更年期障害女性ホルモンの減少
肩の酷使肩関節への負担増加
猫背肩甲骨の位置ずれ、肩関節の動きの悪化
運動不足筋肉の弱化、関節の不安定化
ストレス自律神経の乱れ、筋肉の緊張

上記以外にも、遺伝的要因や過去の肩の怪我なども五十肩のリスクを高める可能性があります。気になる症状がある場合は、自己判断せずに医療機関を受診しましょう。

3. 五十肩のタイプ別症状と原因

五十肩は症状の経過によって大きく3つの時期に分けられます。それぞれの時期の特徴を理解することで、適切な対処法を選択することが重要です。

3.1 炎症期

3.1.1 炎症期の症状

五十肩の初期段階である炎症期は、激しい痛みを特徴とします。特に夜間や安静時に痛みが強くなる傾向があり、睡眠不足に陥る方も少なくありません。

また、肩を動かすと鋭い痛みが走り、運動制限も顕著になります。腕を上げること、後ろに回すこと、反対側の肩に触れることなどが困難になります。さらに、肩の腫れや熱感が現れることもあります。

3.1.2 炎症期の原因

炎症期は、肩関節周囲の組織、特に腱板や滑液包に炎症が生じている状態です。加齢による組織の変性、使い過ぎ、血行不良、肩への負担のかかる姿勢などが原因として考えられます。

また、糖尿病などの基礎疾患が炎症を悪化させる要因となることもあります。

3.2 凍結期

3.2.1 凍結期の症状

炎症期から数ヶ月経過すると、痛みは徐々に軽減していきます。しかし、肩関節の動きが制限された状態が続きます。腕を上げたり回したりすることが困難で、日常生活に支障をきたすこともあります。

この凍結期は、「拘縮期」とも呼ばれます。痛みは軽減しても、肩の可動域が狭いため、着替えや髪を洗う、高い所の物を取るといった動作が難しくなります。夜間痛は軽減されることが多いですが、肩の違和感や突っ張り感は残ることがあります。

3.2.2 凍結期の原因

凍結期には、肩関節周囲の組織に線維化が生じ、関節包が厚く硬くなってしまいます。これが肩関節の動きを制限する主要な原因です。炎症期に適切な治療を行わなかった場合や、肩を動かすことを極端に避けていた場合に、凍結期が長引く傾向があります。

3.3 回復期

3.3.1 回復期の症状

凍結期を経て、徐々に肩関節の動きが回復していく時期が回復期です。痛みもほとんど消失し、日常生活動作もスムーズに行えるようになっていきます。ただし、回復の速度には個人差があり、数ヶ月から数年かかる場合もあります。

回復期に入っても、無理に肩を動かすと再発のリスクがあるため、適切なリハビリテーションを継続することが重要です。完全に元の状態に戻るまでには時間がかかることを理解し、焦らずに治療を続けることが大切です。

3.3.2 回復期の原因

回復期には、肩関節周囲の組織の線維化が改善し、関節包の柔軟性が徐々に回復していきます。適切なリハビリテーションや運動療法を行うことで、この回復プロセスを促進することができます。

また、日常生活における姿勢や動作の改善も重要です。回復期においても、肩への負担を軽減し、再発を予防するための継続的なケアが必要です。

時期期間主な症状原因
炎症期発症から数週間~数ヶ月強い痛み、腫れ、熱感、運動制限腱板や滑液包の炎症
凍結期数ヶ月~半年痛みは軽減するが、関節の動きが制限される関節包の線維化、拘縮
回復期半年~数年関節の動きが徐々に回復線維化の改善、関節包の柔軟性回復

4. 五十肩の早期発見チェックリスト

五十肩の早期発見は、症状の悪化を防ぎ、早期回復に繋がる重要なポイントです。以下のチェックリストで、ご自身の状態を確認してみましょう。少しでも当てはまる項目があれば、五十肩の可能性があります。早めに医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることをおすすめします。 「坐骨神経痛に悩むあなたへ整体師が教える根本改善のポイント」もあわせてご覧ください。

4.1 肩の痛みや違和感

4.1.1 安静時の痛み

夜間や安静時にも肩に痛みを感じますか?特に、寝ているときに痛みで目が覚める場合は要注意です。

4.1.2 動作時の痛み

腕を上げたり、後ろに回したりする際に痛みを感じますか?服を着替える、髪を洗う、高いところの物を取るといった日常動作で痛みが出れば、五十肩のサインかもしれません。

4.1.3 特定の角度での痛み

特定の角度で腕を動かすと、鋭い痛みを感じますか?特定の角度で痛みが増強する場合は、五十肩の可能性が高いです。

4.2 肩の動きの制限

4.2.1 腕が上がらない

腕を真上に上げることが難しい、または全く上げられないと感じますか?五十肩では腕を上げる動作が制限されることが多く、進行すると日常生活にも支障をきたします。

4.2.2 腕を後ろに回せない

腕を後ろに回して背中を掻く、帯を結ぶといった動作が困難ですか?これらの動作が難しくなるのは、五十肩の特徴的な症状です。

4.2.3 腕を外側に開けない

腕を外側に水平に開くことが難しいと感じますか?これも五十肩によって肩関節の動きが制限されているサインです。

4.3 その他の症状

4.3.1 肩のこわばり

肩がこわばって動かしにくいと感じますか?五十肩では、肩関節周囲の筋肉や組織が硬くなり、動きが制限されます。

4.3.2 肩の腫れや熱感

肩に腫れや熱感がありますか?これらの症状は炎症期に特に顕著に現れます。

4.3.3 腕や手のしびれ

腕や手にしびれを感じますか?五十肩の症状が進行すると、神経が圧迫され、しびれやだるさを引き起こすことがあります。 「坐骨神経痛による痛みとしびれを和らげる整体師の実践アドバイス」もあわせてご覧ください。

4.4 セルフチェック表

以下の表で、あなたの症状をチェックしてみましょう。

症状はいいいえ
夜間や安静時の肩の痛み
腕を上げるときの痛み
腕を後ろに回すときの痛み
腕を外側に開くときの痛み
特定の角度での鋭い痛み
腕が上がらない
腕を後ろに回せない
腕を外側に開けない
肩のこわばり
肩の腫れや熱感
腕や手のしびれ

「はい」と答えた項目が多いほど、五十肩の可能性が高くなります。自己判断せずに、医療機関を受診して適切な診断と治療を受けましょう。

5. タイプ別五十肩の改善方法

五十肩の改善方法は、その進行段階(炎症期、凍結期、回復期)によって異なります。それぞれの時期に適した方法で取り組むことが重要です。自己判断せず、医師や理学療法士の指導を受けるようにしましょう。

5.1 炎症期の改善方法

炎症期は、激しい痛みを伴う時期です。痛みを軽減し、炎症を抑えることに重点を置きます。無理な運動は避け、安静を心がけましょう。

5.1.1 炎症期の運動療法

炎症期の運動療法は、痛みの範囲内で優しく動かすことが大切です。振り子運動や、タオルを使った軽いストレッチなどが効果的です。痛みが強い場合は、運動を中止し、安静にしてください。

運動方法回数
振り子運動体を前かがみにし、腕をだらりと下げて、前後に軽く振る。10回程度
タオルを使ったストレッチタオルの両端を持ち、背中に回し、上下に動かす。10回程度

5.1.2 炎症期のストレッチ

炎症期のストレッチは、痛みの出ない範囲で行います。無理に伸ばすと炎症が悪化するため、注意が必要です。温めたタオルで肩を温めるのも効果的です。

ストレッチ方法時間
肩甲骨はがしストレッチ両手を前に伸ばし、肩甲骨を意識して腕を内側に回す。10秒程度
首のストレッチ頭を左右にゆっくり倒す。左右10秒程度

5.2 凍結期の改善方法

凍結期は、痛みが軽減する一方、肩関節の動きが制限される時期です。関節の可動域を広げることを目的とした運動療法やストレッチが効果的です。

5.2.1 凍結期の運動療法

凍結期の運動療法は、関節の可動域を広げることを意識して行います。棒体操や、壁を使ったストレッチなどが効果的です。痛みが出た場合は、運動を中止してください。

運動方法回数
棒体操棒を両手で持ち、水平に上げて、肩の高さまで持ち上げる。10回程度
壁を使ったストレッチ壁に手をつけ、徐々に手を上に上げていく。無理のない範囲で

5.2.2 凍結期のストレッチ

凍結期のストレッチは、可動域を広げることを意識して、徐々に伸ばしていきます。お風呂上がりなど、体が温まっている時に行うのが効果的です。無理に伸ばすと痛みが出るため、注意が必要です。ストレッチポールを使ったストレッチも効果的です。

ストレッチ方法時間
ストレッチポールを使ったストレッチストレッチポールの上に仰向けになり、腕を横に広げる。10分程度
肩甲骨寄せストレッチ両手を後ろで組み、肩甲骨を寄せるように胸を張る。10秒程度

5.3 回復期の改善方法

回復期は、痛みや関節の制限が徐々に改善していく時期です。肩関節の機能を回復させることを目的とした、より積極的な運動療法やストレッチに取り組みます。

5.3.1 回復期の運動療法

回復期の運動療法は、肩関節の機能回復を促すため、筋力トレーニングなども取り入れていきます。チューブトレーニングなどを使った軽い筋力トレーニングが効果的です。ただし、痛みが出た場合は、運動を中止してください。無理なく徐々に負荷を上げていくことが大切です。

運動方法回数
チューブトレーニングチューブを引っ張ることで肩周りの筋肉を鍛える。10回程度
ダンベルトレーニング軽いダンベルを用いて、肩周りの筋肉を鍛える。10回程度

5.3.2 回復期のストレッチ

回復期のストレッチは、肩関節の柔軟性を高め、再発を予防することを目的とします。ヨガやピラティスなども効果的です。継続して行うことが大切です。

ストレッチ方法時間
肩回し運動腕を大きく回す。前後左右10回ずつ
腕をクロスさせるストレッチ片方の腕を胸の前に伸ばし、もう片方の腕で抱え込むようにしてストレッチする。左右10秒程度

これらの改善方法はあくまで一般的なものであり、症状や状態によって適切な方法は異なります。必ず専門家の指導のもと行うようにしてください。自己判断で無理な運動やストレッチを行うと、症状を悪化させる可能性があります。

6. 五十肩の予防方法

五十肩は、適切な予防策を実行することで発症リスクを軽減できます。日常生活での注意点、効果的なストレッチと運動、そして適切な栄養摂取を心がけることで、肩の健康を維持し、五十肩の予防に繋がります。

6.1 日常生活での注意点

日常生活における姿勢や動作は、五十肩の予防に大きく関わってきます。以下の点に注意することで、肩への負担を軽減し、五十肩の発症リスクを低減できます。

  • 正しい姿勢を維持する:猫背は肩甲骨の動きを阻害し、肩関節周囲の筋肉に負担をかけます。常に背筋を伸ばし、胸を張るように意識しましょう。
  • 重いものを持ち上げるときは注意する:重い荷物を持ち上げる際は、膝を曲げて腰を落とし、腕だけでなく体全体を使って持ち上げるようにしましょう。また、リュックサックを使用する場合は、左右の肩に均等に重さがかかるように調整しましょう。
  • 同じ姿勢を長時間続けない:デスクワークなどで同じ姿勢を長時間続ける場合は、こまめに休憩を取り、肩を回したり、ストレッチを行うなどして肩関節周囲の筋肉をほぐしましょう。1時間に1回は立ち上がり、軽い運動をするのが理想的です。
  • 冷房対策を万全にする:冷房の効いた部屋では、肩が冷えて血行が悪くなり、筋肉が硬くなりやすいため、カーディガンやストールなどを羽織るなどして肩を冷やさないように注意しましょう。
  • スマホの使いすぎに注意する:長時間スマホを操作していると、うつむき姿勢になりやすく、首や肩に負担がかかります。こまめに休憩を取り、ストレッチを行うようにしましょう。また、スマホを操作する際は、肘を支えるなどして肩への負担を軽減しましょう。

6.2 効果的なストレッチと運動

肩関節周囲の筋肉の柔軟性を高め、血行を促進するストレッチや運動は、五十肩の予防に効果的です。下記のストレッチや運動を毎日継続して行うようにしましょう。無理のない範囲で行うことが大切です。

6.2.1 肩甲骨を動かす運動

  • 肩回し:腕を大きく回すことで、肩関節の可動域を広げます。前回し、後ろ回しそれぞれ10回ずつ行いましょう。
  • 肩甲骨はがし:両手を前に伸ばし、手のひらを合わせたまま、肘を曲げずに上下に動かします。肩甲骨が動くのを感じながら、10回程度行いましょう。
  • 腕を回す運動:肘を90度に曲げ、手のひらを上に向けた状態で、腕を前後に回します。肩甲骨を意識して動かすように心がけましょう。前後に10回ずつ行います。

6.2.2 ストレッチ

  • 腕を伸ばすストレッチ:片腕をまっすぐ前に伸ばし、もう片方の手で肘あたりを支え、胸の方へ引き寄せます。肩の後ろが伸びているのを感じながら、20~30秒程度保持します。反対側も同様に行います。
  • 腕をクロスさせるストレッチ:片腕を胸の前で水平に伸ばし、もう片方の手で肘あたりを支え、身体に引き寄せます。肩の後ろが伸びているのを感じながら、20~30秒程度保持します。反対側も同様に行います。
  • タオルを使ったストレッチ:タオルの両端を持ち、頭の上を通して背中に回し、上下に動かします。肩甲骨が動くのを感じながら、10回程度行います。

6.3 適切な栄養摂取

肩関節の健康維持には、適切な栄養摂取も重要です。以下の栄養素を積極的に摂取するように心がけましょう。

栄養素役割多く含まれる食品
タンパク質筋肉や腱の構成成分肉、魚、卵、大豆製品、乳製品
ビタミンCコラーゲンの生成を助ける柑橘類、いちご、キウイフルーツ、ブロッコリー、ピーマン
ビタミンE抗酸化作用があり、肩関節の炎症を抑えるアーモンド、ナッツ類、アボカド、ほうれん草
コンドロイチン軟骨の構成成分で、関節のクッション性を高めるウナギ、フカヒレ、サメ軟骨
グルコサミン軟骨の構成成分で、関節のクッション性を高めるエビ、カニ

これらの栄養素をバランス良く摂取することで、肩関節の健康を維持し、五十肩の予防に役立ちます。また、過度な飲酒や喫煙は、血行不良を引き起こし、肩関節の健康に悪影響を与えるため、控えましょう。

7. 医療機関を受診する目安

五十肩は自然治癒することもありますが、適切な治療を受けずに放置すると、痛みが慢性化したり、肩関節の可動域制限が後遺症として残ってしまう可能性があります。

自己判断で様子を見続けるのではなく、医療機関を受診する目安を把握しておきましょう。

7.1 夜間痛がひどい

夜間、特に就寝時に強い痛みで目が覚める場合は、炎症が進行している可能性があります。我慢せずに医療機関を受診しましょう。

7.2 痛みが強くて腕が上がらない

日常生活に支障が出るほどの強い痛みがあり、腕を上げることが困難な場合も、医療機関の受診が必要です。痛みを和らげるための薬物療法や、肩関節の動きを改善するためのリハビリテーションを受けることができます。 「腰痛の本当の原因と整体で改善するための正しい知識」もあわせてご覧ください。

7.3 数週間経っても痛みが改善しない

2~3週間程度様子を見ても痛みが改善しない場合は、自然治癒が難しい可能性があります。医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けましょう。

五十肩以外の疾患の可能性も考慮し、専門医による診察を受けることが重要です。

7.4 日常生活に支障が出ている

服の着脱や髪を洗う、高いところにある物を取るなどの日常生活動作に支障が出ている場合は、生活の質を向上させるためにも医療機関を受診しましょう。理学療法士による指導のもと、適切なリハビリテーションを受けることで、肩関節の機能回復を目指せます。

7.5 しびれや脱力感がある

肩の痛みだけでなく、腕や手のしびれ、脱力感がある場合は、頸椎椎間板ヘルニアや胸郭出口症候群など、他の疾患が原因である可能性があります。自己判断は危険ですので、速やかに医療機関を受診し、精密検査を受けましょう。 「ヘルニアと腰痛の関係を整体師が解説する根本改善のヒント」もあわせてご覧ください。

7.6 肩以外の部位にも痛みがある

肩の痛みだけでなく、首や背中に痛みがある場合も、他の疾患が隠れている可能性があります。医療機関を受診し、原因を特定してもらいましょう。

7.7 医療機関の選び方

整形外科、リウマチ科、ペインクリニックなどが五十肩の診療に対応しています。どの診療科を受診すれば良いか迷う場合は、かかりつけ医に相談してみましょう。

7.7.1 整形外科

整形外科は、骨・関節・筋肉などの運動器の疾患を専門とする診療科です。五十肩の診断や治療、リハビリテーションまで一貫して行うことができます。レントゲン検査やMRI検査など、画像診断による精密検査も可能です。

7.7.2 リウマチ科

リウマチ科は、関節リウマチなどの膠原病や炎症性疾患を専門とする診療科です。五十肩の中には、炎症が強いタイプの五十肩もあります。リウマチ科では、炎症を抑える薬物療法やリハビリテーション指導を受けることができます。

7.7.3 整骨院・整体院

五十肩の痛みを抑えるための可動域訓練や筋肉に対するアプローチ、リハビリテーションなどを受けることができます。痛みが強い場合や、他の治療法で効果が得られない場合に検討してみましょう。

症状受診の目安
夜間痛がひどいすぐに受診
痛みが強くて腕が上がらないすぐに受診
数週間経っても痛みが改善しないすぐに受診
日常生活に支障が出ているすぐに受診
しびれや脱力感があるすぐに受診
肩以外の部位にも痛みがあるすぐに受診

五十肩は早期に適切な治療を開始することで、より早く改善し、後遺症のリスクを減らすことができます。

上記の目安を参考に、少しでも気になる症状があれば、早めに医療機関を受診しましょう。

8. まとめ

この記事では、五十肩になりやすい人の特徴、症状、タイプ別の改善方法、予防方法について解説しました。

五十肩は40~50代に多く発症し、特に女性は男性よりもなりやすい傾向にあります。また、糖尿病などの生活習慣病や甲状腺機能低下症などもリスクを高める要因となります。さらに、肩を酷使する人、猫背の人、運動不足の人、ストレスを溜めやすい人も注意が必要です。

五十肩は炎症期、凍結期、回復期の3つの段階を経て進行します。それぞれの時期に適した運動療法やストレッチを行うことで、症状の改善を図ることができます。五十肩かな?と思ったら、自己判断せず、医療機関を受診しましょう。

早期発見、早期治療が重要です。この記事で紹介したチェックリストや改善策を参考に、五十肩の予防と改善に役立ててください。日常生活での注意点や効果的なストレッチ、栄養摂取にも気を配り、健康な肩を維持しましょう。

 何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。

ゆるまる治療院

〒460-0008

愛知県名古屋市中区栄2-4-10 セントラル広小路ビル8階

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