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毎日頭痛が起きる理由とは?緊張型・片頭痛・群発頭痛の違いと繰り返す痛みに隠れた身体のサインを解説

頭痛には大きく「一次性頭痛」と「二次性頭痛」の2種類があります。一次性頭痛は緊張型頭痛・片頭痛・群発頭痛が代表的で、それぞれ痛みの性質・部位・持続時間が明確に異なります。二次性頭痛は脳や身体の疾患が原因となるもので、突然の激しい頭痛や意識の変化を伴う場合はすみやかに医療機関を受診することが重要です。毎日のように繰り返す慢性的な頭痛は、身体全体のバランスや自律神経の乱れが背景にある場合も少なくありません。

「頭痛がひどくて仕事に集中できない」「痛み止めを飲んでも翌日にはまた痛い」──そんな状態が続いているにもかかわらず、病院で検査をしても特に異常は見つからないと言われた経験がある方は、実は珍しくありません。30代から50代にかけて、肩こりや腰痛とともに頭痛に悩む方が多く、日常生活の質に大きく影響しています。頭痛にはいくつかの種類があり、それぞれ原因や対処のアプローチが異なります。まずは自分の頭痛がどのタイプに近いのかを知ることが、改善への第一歩になります。詳しくは「頭痛とめまいで仕事に集中できない時の5分改善法|気圧変化に負けない脳疲労リセット術」で解説しています。

頭痛には「一次性」と「二次性」がある

【ゆるまる治療院】 更年期 イラスト

頭痛を大きく分けると、頭痛そのものが病気である「一次性頭痛」と、他の疾患が原因となって起こる「二次性頭痛」の2つに分類されます。日本人の頭痛の大多数は一次性頭痛であり、生命を脅かすものではないとされていますが、だからといって放置していいわけではありません。痛みが繰り返すことで日常生活の質は著しく低下し、精神的な消耗にもつながります。

二次性頭痛は、くも膜下出血や脳腫瘍、髄膜炎など重大な疾患が背景にある場合があります。「いままで経験したことがないような突然の激しい頭痛」「発熱や嘔吐・意識の変化を伴う頭痛」「手足のしびれや言語障害を伴う頭痛」は、迷わず医療機関を受診することが大切です。これらのサインは、いくつかの神経学的な緊急状態を示している可能性があるためです。セルフケアや整体の前に、まず医師の診断を受けることを強くお勧めします。

一次性頭痛の3つの代表タイプ

一次性頭痛の中で最も多いのが「緊張型頭痛」で、日本国内の頭痛患者の大部分を占めるとされています。続いて「片頭痛」、そして比較的まれながら強烈な痛みが特徴の「群発頭痛」があります。同じ「頭が痛い」という訴えであっても、この3つはまったく異なる性質を持っており、対処法も異なるため、自分がどのタイプか把握しておくことが重要です。

見逃せない二次性頭痛のサイン

二次性頭痛のサインとして特に注意が必要なのは、「雷鳴頭痛」と呼ばれる突発的で極めて激しい痛みです。これはくも膜下出血などの緊急疾患との関連が指摘されています。また、50代以上で初めて頭痛を経験した場合や、頭痛の性質が急激に変化した場合も、医療機関での精密検査を受けることが推奨されます。いずれにせよ、「いつもとは違う」と感じたら自己判断せず、まず専門医に相談することが基本姿勢です。

緊張型頭痛:じわじわ締め付けられる日常の痛み

左 頭痛 イラスト

緊張型頭痛は、頭全体が締め付けられるような、または圧迫されるような鈍い痛みが特徴です。片頭痛のように拍動する感覚はなく、吐き気や光・音への過敏反応も通常は伴いません。痛みは数十分から数日続くこともあり、慢性化すると毎日のように症状が現れる「慢性緊張型頭痛」に移行することもあります。

背景として考えられる要因のひとつに、首や肩まわりの筋肉の緊張や血行不良があります。長時間のデスクワーク、スマートフォンの使いすぎ、姿勢の乱れなどが重なると、頸部から頭部にかけての筋肉が持続的な緊張状態に陥りやすくなります。ストレスや睡眠不足も影響すると言われており、生活習慣全体を見直すことが症状の改善につながることがあります。

緊張型頭痛のセルフケア

緊張型頭痛に対して自分でできるケアとして、首・肩まわりの軽いストレッチが有効とされています。耳を肩に近づけるように首をゆっくり横に倒したり、肩を大きく回したりするだけでも、筋肉のこわばりが和らぐことがあります。入浴で身体を温めて血行を促すことも、症状が落ち着くきっかけになることがあります。ただし、症状が毎日続いている場合や、鎮痛薬の服用頻度が増えている場合は、セルフケアだけで対応しようとせず、専門家への相談を検討してください。

片頭痛:ズキズキと脈打つ、光や音が辛くなる頭痛

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片頭痛は、頭の片側(まれに両側)がズキズキと拍動するように痛む頭痛です。吐き気や嘔吐、光・音・においへの過敏性を伴うことが多く、痛みのある間は横になって安静にしていたいと感じるほどの強度になることがあります。4〜72時間ほど続くこともあり、仕事や家事への影響が大きい頭痛の一つです。

片頭痛の前には「前兆(オーラ)」が現れることがあります。視野の端にギラギラした光の波(閃輝暗点)が見えたり、手足にしびれを感じたりするもので、これが現れてから数分〜1時間ほどで頭痛が始まることが多いとされています。前兆がない片頭痛も多く、必ずしも前兆を伴うわけではありません。片頭痛は遺伝的な背景もあるとされており、家族に同様の頭痛持ちの方がいる場合も少なくありません。

片頭痛の引き金と予防策

片頭痛には、特定の刺激が発作を誘発する「トリガー」が存在することがあります。睡眠の過不足、アルコール(特に赤ワイン)、強い光や音、気圧の変化、月経周期などが知られています。自分のトリガーを把握するには、頭痛日記をつけることが有効です。いつ・どんな状況で頭痛が起きたかを記録するだけで、発作を減らすためのヒントが見えてきます。詳しくは「気圧アプリで梅雨の頭痛を先回り予防!天気予報から読み解く脳の誤認識と3分間即効リセット術」で解説しています。

群発頭痛:目の奥を突き刺す、最も激烈な一次性頭痛

だるい

群発頭痛は、目の奥や側頭部に激しい痛みが集中して現れるのが特徴で、「自殺頭痛」とも呼ばれるほどの強烈な痛みを伴うことがあります。片側の目の充血、流涙、鼻水・鼻づまりといった自律神経症状を伴うことが多く、痛みは15分〜3時間程度続きます。決まった時期(群発期)に毎日ほぼ同じ時間帯に発症する周期性が特徴的です。

有病率は比較的低く、20〜40代の男性に多いとされています。片頭痛とは異なり、発作中は横になると悪化することがあり、むしろ動き回っていると落ち着くという方も多いです。群発頭痛が疑われる場合は、自己判断せず神経内科や頭痛専門外来を受診することが重要です。適切な診断のもとで、発作の緩和や予防のための医療的なアプローチが検討されます。

3種類の頭痛を比較する

種類 痛みの性質 部位 持続時間 主な随伴症状
緊張型頭痛 締め付け・圧迫感 頭全体 30分〜数日 肩こり・首こり
片頭痛 ズキズキ・拍動 片側(両側の場合も) 4〜72時間 吐き気・光過敏・音過敏
群発頭痛 目の奥・鋭い激痛 片側の目の奥〜側頭部 15分〜3時間 目の充血・流涙・鼻水

繰り返す頭痛に隠れた、身体全体からのサイン

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これまでさまざまな慢性症状を抱える方の身体を見てきましたが、頭痛を繰り返す方の多くに共通しているのは、症状が「頭だけの問題」ではないというところです。首・肩の過緊張、内臓の疲労、自律神経の乱れ、さらには日常の動作のクセや姿勢のパターンが、頭痛という形で表面化していることが少なくありません。

たとえば、40代の女性Aさんは、長年にわたって片頭痛に悩み、病院で処方された薬を飲んでも数日後には再発するという状態が続いていました。当院でお話を伺うと、デスクワーク中の前傾姿勢が習慣化しており、首の深部にある筋肉が常に過緊張状態にあることが確認できました。身体全体のバランスを整えるアプローチを続けたところ、数週間後には頭痛の頻度が減ってきたとご報告いただきました。ただし、すべての方に同様の変化が起きるわけではなく、身体の状態には個人差があります。

頭痛は「頭だけ」の問題ではない。身体全体のバランスの乱れが、頭痛という形で表れていることがあります。

自律神経と頭痛の関係

自律神経の乱れが頭痛に関係していることは、多くの研究でも示唆されています。交感神経が過剰に優位になると血管が収縮・拡張のバランスを崩しやすくなり、片頭痛の発症につながることがあるとされています。また、緊張型頭痛においても、慢性的なストレスによる自律神経への影響が考えられています。生活の中で意識的にリラックスできる時間を確保し、睡眠の質を高めることが、頭痛の頻度を抑えるうえで大切な要素です。詳しくは「病院で異常なしでも続く頭痛・めまいの改善法|3分でできる自律神経調整セルフケア5選」で解説しています。

「脳の勘違いプログラム」という視点

当院では、痛みやしびれの背景に「脳の勘違いプログラム」が働いている可能性があると考えています。これは、身体の特定部位への信号が繰り返されることで、脳が誤った痛みの認識パターンを形成してしまう状態です。内臓の不調、自律神経の乱れ、動きのクセが組み合わさることで、このプログラムが強化されてしまうことがあります。ゆるまる式身体調整では、こうした身体全体の状態を確認しながら、そのパターンにアプローチすることを大切にしています。詳しくは「めまいが繰り返すのに病院で異常なし…首・肩・姿勢が引き起こす『脳の誤認識』という視点」で解説しています。

日常でできる頭痛対策:セルフケアの実践

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毎日の生活習慣を少し変えるだけで、頭痛の頻度や強さに変化が出てくることがあります。特に効果が期待されるのは、睡眠習慣の安定化です。就寝・起床時間を一定にし、休日も極端に睡眠時間を変えないことが、片頭痛の誘発を抑えるうえで有効とされています。週末に「寝だめ」をすると月曜日に頭痛が起きやすい方は、これが関係している可能性があります。

水分補給も見落とされがちなポイントです。脱水状態になると血液の粘度が上がり、頭痛が起きやすくなると言われています。1日を通じてこまめに水を飲む習慣をつけることで、頭痛の頻度が変化したと感じる方もいます。また、目の疲れを軽減するために、1時間に1度はスクリーンから目を離し、遠くを見る時間を意識的につくることも有効です。

鎮痛薬の飲みすぎに注意

頭痛持ちの方が特に注意すべきなのが「薬物乱用頭痛(MOH)」です。これは、鎮痛薬や頭痛薬を月に10〜15日以上、3か月以上継続して使用することで逆に頭痛が慢性化してしまう状態です。薬が効かなくなってきた、以前より頻繁に薬を飲んでいると感じる方は、この状態に陥っている可能性があります。薬物乱用頭痛が疑われる場合は、自己判断で薬を急にやめるのは危険なことがありますので、神経内科や頭痛専門外来への相談が必要です。詳しくは「薬が効かない梅雨の頭痛を3分で改善する脳リセット法|病院通いを卒業する根本対策」で解説しています。

専門家への相談が有効なケース

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セルフケアで症状が落ち着く方もいれば、何年も頭痛を繰り返しているのにどこへ行っても改善しないという方もいます。50代の男性Bさんは、接骨院や整形外科を数件まわったものの緊張型頭痛が改善せず、当院へお越しになりました。お話を伺うと、頭痛だけでなく慢性的な腰の重だるさや胃腸の不調も抱えており、身体全体が消耗した状態にありました。施術を通じて身体の状態を整えていくなかで、頭痛の頻度が少しずつ変わっていったとおっしゃっていました。

医療機関で検査を受けて異常が見つからなかった場合でも、「では何も問題ない」ということにはならないことがあります。検査では見えにくい身体のバランスの崩れや、日常の動作パターンが症状に関係している可能性があります。そうした場合の選択肢のひとつとして、整体院や治療院で身体全体の状態を確認してもらうという方法があります。これは医療機関の代替ではなく、あくまでも身体の状態を見直すためのサポートの一つです。

医療機関への受診が推奨されるケース

いつもと違う突然の激しい頭痛、発熱・嘔吐・意識の変化を伴う頭痛、手足のしびれや言語障害が同時に起きている場合は、すぐに医療機関(救急含む)を受診してください。また、頭痛が徐々に悪化している、50代以降に初めて経験した頭痛、頭痛の性質が以前と変わってきた場合も、専門医への相談が必要です。こうした状態は、二次性頭痛の可能性を否定するために必ず医師の診断を受けることが大切です。

「病院でも接骨院でも変わらなかった」という状況は、身体全体のバランスという視点を加えることで、新たな改善のきっかけが見つかることがあります。

のべ18万人以上の施術に関わってきたなかで感じることは、頭痛を繰り返す方の身体には、必ず何らかの「整える余地」があるということです。首・肩の緊張、内臓の疲弊、自律神経のパターン、姿勢のクセ──これらは検査では見えにくくても、専門的な目で丁寧に確認することで見えてくるものがあります。痛みと長く付き合い続けることを当たり前にしないために、ぜひ自分の身体の状態を一度しっかり見直してみてください。

よくある質問

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緊張型頭痛と片頭痛はどうやって見分けられますか?

緊張型頭痛は頭全体が締め付けられるような鈍い痛みで、吐き気や光・音への過敏性はほとんどありません。片頭痛はズキズキと脈打つような拍動性の痛みで、吐き気や光・音への過敏性を伴うことが多く、動くと悪化する傾向があります。ただし自己判断には限界があるため、症状が続く場合は神経内科や頭痛専門外来への相談をお勧めします。

毎日頭痛薬を飲んでいますが、問題ありますか?

月に10〜15日以上、3か月以上継続して鎮痛薬を使用していると「薬物乱用頭痛(MOH)」と呼ばれる状態になり、逆に頭痛が慢性化するリスクがあります。薬が以前より効かなくなってきたと感じる場合は、自己判断で急にやめると反動が出ることがありますので、まず医師に相談してください。

病院で検査しても異常なしと言われた頭痛はどうすればいいですか?

検査で異常が見つからなくても、身体全体のバランスや自律神経の乱れ、姿勢・動作のクセが頭痛に関係していることがあります。医療機関での診断を受けたうえで、それでも改善しない場合は、整体院や治療院で身体全体の状態を確認してもらう選択肢もあります。これはあくまでも医療機関と並行してできるサポートの一つです。

群発頭痛はどんな人に多いですか?また何科を受診すればいいですか?

群発頭痛は20〜40代の男性に多く見られる傾向がありますが、女性にも発症します。目の奥の激烈な痛みが毎日ほぼ同じ時間帯に繰り返される場合は群発頭痛の可能性があり、神経内科または頭痛専門外来を受診することをお勧めします。適切な診断のもとで医療的なアプローチが検討されます。

頭痛のセルフケアとして日常でできることはありますか?

睡眠時間を一定にすること、こまめな水分補給、首・肩まわりの軽いストレッチ、スクリーンから目を離す時間をつくることなどが有効とされています。また、片頭痛の方は頭痛日記をつけて自分の発作のトリガーを把握することで、発作の頻度を減らすヒントが見つかることがあります。

頭痛と肩こりが同時に起きるのはなぜですか?

首や肩まわりの筋肉の緊張が続くと、頭部への血流や神経の働きに影響を与え、頭痛が引き起こされることがあるとされています。緊張型頭痛では特にこの関係が強く、肩こりと頭痛がセットで現れることが多いです。身体全体のバランスや姿勢のクセを見直すことが、両方の改善につながることがあります。

整体院や治療院で頭痛に対してどんなことをしてもらえますか?

整体院では、頭痛の部位だけでなく首・肩・姿勢・自律神経のバランスなど身体全体の状態を確認しながら、筋肉や関節の緊張を整えるためのサポートが行われます。施術の内容や効果には個人差があり、効果を保証するものではありませんが、セルフケアや医療機関での対応と並行して身体の状態を整える選択肢のひとつとして利用されています。

ゆるまる治療院

〒460-0008

愛知県名古屋市中区栄2-4-10 セントラル広小路ビル8階

TEL 052-228-7996

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